2022スーパー耐久シリーズ Rd.1 鈴鹿

ENEOSスーパー耐久シリーズ2022  Powered by HANKOOK  Photo by のぶりん

日頃はたくさんの方にご支援、ご声援をいただき誠にありがとうございます。
今年も大分県に拠点をおくTeam Noahから参戦しました。
2022年度のTeam Noahの体制はこちらになります

▶2022 Team Noah

エントリー名:Team Noah HONDA CIVIC TCR

鈴鹿戦ドライバー

A:塚田利郎選手
B:蘇武喜和選手
C:霜野誠友選手
D:和田慎吾

木曜日からのテスト走行の予定が、直前のマシントラブルにより走行は出来ませんでしたが、原因となる部分の修復作業が完了し金曜日には走行可能となりました。

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金曜日の午後のフリー走行では、路面状況はウェットコンディション。しかし、予選、決勝の予報は晴れなので、蘇武選手がドライコンディションを想定しながら走行し、マシンのセットアップをしていきます。フリー走行の時間も限られているため、早い段階でセットをだし、他のドライバーの走行へと移っていきます。TCRマシンで鈴鹿のウェットの感覚を掴めただけでも良かったと思います。

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○予選

3月19日(土) 予選は全員が走行しますが、AドライバーとBドライバーの合算でグリッドが決まるのが規定です。

A塚田選手:2’15.836 B蘇武選手:2’13.420 合算:4’29.256

両選手の好タイムによりポールポジションを獲得
C霜野誠友選手の役割は、決勝を想定した走行を行いますので、燃料を満タンにし、マシンのセットアップも確認していきます。
D和田(私)も燃料満タンと、USEDタイヤでの決勝想定走行を行っていきます。

○決勝

3月20日(日) 決勝日。

和田 → 塚田選手 → 蘇武選手 → 霜野選手 この順番でチェッカーまで走りきります。

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スタート数周で、ライバルより1~2秒ずつ速いペースでラップしていきマージンを広げていきましたが、他クラスとの接触を避けコースアウト。グラベル(コース外の砂利)へつかまり、エンジンストール。なんとかエンジンがかかり、うまくコース復帰出来たはずでしたが、他のクラッシュ処理のためSC(セーフティーカー)が入り、差を縮めるチャンスはずが、ライバルは、セーフティーカーよりも前に居たため、まるまる1周差がついてしまいました。

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セーフティーカー解除後、コンマ1秒でも差を縮めようと、タイヤを守りながら全力で走ります。走行予定時間前にまだタイヤがイケると判断し無線をとばし、ロングスティントで燃料カツカツまで走行し、30秒ほど差を縮めましたが、それでもまだ1分20秒ほどの差が残りました。

その後、塚田選手へとドライバーチェンジしました。その直後にライバルがトラブルのためにピットイン。
塚田選手は、安心感、安定感のある走りで、しっかりマシンを守りながら走行し、 その後、蘇武選手へドライバーチェンジ。しっかりとマシンも守りながら、流石のタイムで走行し、フィニッシュドライバーの霜野選手へドライバーチェンジしました。

霜野選手も素晴らしいタイムで走行し、5時間の耐久レースがチェッカーとなりました。
ライバルのリタイアもありましたが、チーム力で掴んだ勝利です。本当にありがとうございました!。

今回スタートドライバーを務めさせていただき、緊張やプレッシャーもありましたが、それを乗り越え今できる全てをコースに残してきました。
そして、まだまだ強く、速く、上手くなれる事を期待していてください。